船上ウェディングでクルージングと演出を楽しむ

披露宴にはこれまでお世話になった方に結婚を報告し、もてなすという意味があります。自分たちだけが楽しむのではなく、招待客に楽しんでもらうことが大切ですが、披露宴を盛り上げるために欠かせないのが演出です。披露宴はもちろん、招待客の出迎えからお見送りまで、さまざまなシーンで演出は大きな役割を果たします。演出のタイミングを工夫することで、中だるみを防ぐことも可能です。
船上ウェディングは港町にお住いの方、海やマリンスポーツの好きなカップルにおすすめのスタイルです。船の上で挙げる結婚式はそれだけで特別感があるものですが、クルージングしながら行う披露宴では、船の上ならではの、海をイメージした演出を考えましょう。

船上ウェディングにおすすめの演出

挙式の後、汽笛を鳴らしたり旗を掲げたりする演出は、船上ウェディングならではと言えるでしょう。挙式日とふたりの名前を刻んだ記念プレートを残せる船もあります。
ブーケトスやバルーンリリースなど定番の演出も、非日常的な空間で行うことにより、特別感が感じられます。デッキから桟橋に向かって花束を投げたり、青空に向かって風船を飛ばす演出も人気があります。青い空の元、海を背景に光を取り入れた演出もおすすめです。新郎が船長服を着れば、さらに盛り上がることでしょう。ウェルカムボードやペーパーアイテムを海のイメージで統一するのもよい方法です。
披露宴の食事と言えばコース料理が一般的ですが、クルージングしながら行う披露宴ではビュッフェ形式を選ぶカップルも多くなっています。船や海をイメージしたウェディングケーキも人気です。

オリジナル演出をする際の注意点

一般的な式場に比べて演出の自由度が高い船上ウェディングですが、火を使うものや大音響の演出はできないことも多いため注意が必要です。ふたりの生い立ちを紹介するスライドショーや生演奏などを希望する場合は、スクリーンの大きさや音響設備などについてもチェックしておく必要があります。
船上ウェディングでは雨が降った場合、プログラムの一部が変更になることが考えられます。デッキでの演出やバーベキューなどを予定している場合には、変更後の内容についても確認しておきましょう。
ドレスやペーパーアイテムの持ち込みを希望するカップルは、持ち込みができるかどうか、持ち込み料についても調べておきましょう。二人の出身地にちなんだ料理や船の形をしたケーキなど、オリジナルメニューが可能かどうかも調べます。