結婚式を挙げるなら気候のよい季節に、と考えるカップルは多いでしょう。日本では結婚式のベストシーズンは、春と秋です。気候が良いことに加え、祝日が多いため人気があります。また、梅雨の時期にもかかわらず、ジューンブライドは今も人気です。
近年では海外ウェディングも人気ですが、結婚式のベストシーズンは国により異なります。新婚旅行先としても有名なハワイは、ゴールデンウィーク後の5月中旬からがベストシーズンです。10月から3月は雨季にあたるため避けた方がよいでしょう。グアムやサイパンは、秋から冬にかけてがベストシーズンとなっています。乾季のためすごしやすく台風シーズンが過ぎる10月から2月くらいまでが人気です。
日本では夏と冬はオフシーズンとなっているため利用者が少ないですが、その分リーズナブルなプランが用意されていることも珍しくありません。
オフシーズンでも、演出などを工夫すれば快適な式になりますので、料金を抑えたい方にはおすすめです。
船上ウェディングのおすすめシーズン
デッキでの挙式や演出を考えているなら、寒くなく暑すぎない季節が望ましいです。地域にもよりますが、一般的には4月から5月、10月から11月の間がベストシーズンだと考えておきましょう。
海やマリンスポーツの好きなカップルなら、夏の船上ウェディングもおすすめです。サンセットクルーズと呼ばれる、夕日を眺めながらクルージングが楽しめるプランなら日差しや暑さが気になりません。ロマンチックな気分を味わえて、招待客にも喜んでもらえます。
冬は寒さが気になるものの雨の日が少なく、空気が澄んでいるので景色を楽しむには適した季節です。オフシーズンにあたるため、割引プランがあることも多く、費用を抑えられることもメリットになります。
オフシーズンのウェディング
挙式の日程は仕事や招待客の都合にも左右されるため、ベストシーズンを選ぶのが難しいこともあります。気候や天気の影響を避けたいなら、海外のリゾート地での船上ウェディングという方法もありますが。しかし、親族の方に海外への渡航が難しい方がいるなどの理由で、どうしても国内で式を挙げたいという方もいらっしゃるでしょう。工夫次第ではオフシーズンに国内でクルージング・ウェディングを行うことも可能です。
荒天時は船が出せない場合がありますので、台風の多い時期は避けた方が無難です。しかし、小雨程度であれば多くの場合は決行されることがほとんどですし、業者によってはルート変更や港につけた状態で式を予定通り実施してくれることもあります。雨天の場合の対応を事前に調整しておくといいでしょう。また、冬でもデッキに出る演出を避けたり時間を短縮すれば、参加者に寒い思いをさせることはありません。